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ル・コマンダン・シャルコーとは|北極点にも行ける砕氷型の探検船を、写真とデータで紹介

はるか

ル・コマンダン・シャルコーは、フランスのクルーズ会社ポナンが運航する、極地向けの探検船です。氷の海を進む砕氷型で、北極点にも行ける船として知られています。名前は、19世紀の極地探検家ジャン=バティスト・シャルコーにちなんでいます。

一般のクルーズ船とは目的が違い、「氷の海をめざす旅」のための船です。この記事では、確認できた数字と写真で、その特徴を紹介します。

ル・コマンダン・シャルコーの外観
ストックホルムのル・コマンダン・シャルコー Photo: Skrällinge, CC BY-SA 4.0, via Wikimedia Commons

基本データ

運航会社ポナン(フランス)
総トン数31,757総トン
全長 / 全幅約150m / 約28m
速力約15ノット
乗客定員245名(270名とする資料もあり)
客室数123室(135室とする資料もあり)、全室バルコニー付き
氷海性能ポーラークラス2(PC2)
推進方式LNGを使ったハイブリッド電気推進、5MWhのバッテリー
就航2021年

客室とスイート

客室は、すべて海側で、ステップアウト式のバルコニーが付いています。うち68室がスイートと紹介されています。最上階には、専用のテラスとジャグジーのあるオーナーズ・スイートがあります。

船は、乗客が使うデッキが5つ。ガストロノミー・レストランやグリル、バフェのほか、スノー・ルーム(雪の部屋)を含むウェルネス施設や室内プールなどがあります。

料金の例

2026年11月に、第三者の価格掲載サイトで確認できた、お1人あたりの「から」の料金の例です(米ドル表記)。出発日・航路・客室クラスで大きく変わり、税金や港湾費用などの扱いは、掲載元に明記がないものは確認できていません。

2028年9月10日発 11日間 北極点(ロングイェールビーン往復)39,060ドル
2028年9月22日発 17日間 ロングイェールビーン発レイキャビク着53,990ドル

※極地の航海は日程が限られ、料金も一般的なクルーズよりかなり高くなります。上は、掲載元にあった「から」の料金です。

船内の様子

この船には、氷の海ならではの装備があります。2.5mの厚さの氷を進めるとされ、氷の盛り上がりが10mを超える場所も越えられる設計と紹介されています。

タリン港に停泊するル・コマンダン・シャルコー
タリン港に停泊するル・コマンダン・シャルコー Photo: Pjotr Mahhonin, CC BY-SA 4.0, via Wikimedia Commons

また、LNGと電気を組み合わせたハイブリッドで、バッテリーだけで短い距離を進むこともできます。計画として、カヤック、犬ぞり、氷上釣り、ホバークラフト、ハイキング、スノーモービルなどの活動が紹介されています。

数字で見る

総トン数を乗客定員で割った「1人あたりの船の大きさ」は、約130総トンです(日本船の飛鳥IIは約58総トン)。数字が大きいほど、船内にゆとりがある計算になります。 ここでの計算は、記事に載せた数値から割り算したもので、実際の混雑やサービスの質を示すものではありません。

こんな人に向いている

ふつうの船旅では行けない、極地の景色を見たい人に向いています。料金も日程も特別なので、急いで決めず、時間をかけて調べるのがおすすめです。

写真クレジット

・Le Commandant Charcot Stockholm: Skrällinge, CC BY-SA 4.0(Wikimedia Commons)

・Le Commandant Charcot moored at Pier 26 in Port of Tallinn 10 December 2024: Pjotr Mahhonin, CC BY-SA 4.0(Wikimedia Commons)

船舶データ:Cruisemapper、Fincantieri(Vard)、Ship Technology、Adventure Life、Travel Weekly Asia。料金:Cruisemapper(2026年11月確認)。

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