Evrimaとは|リッツ・カールトンが手がけた149室のヨットを、写真とデータで紹介
Evrimaは、ホテルブランドのリッツ・カールトンが運営する「リッツ・カールトン・ヨット・コレクション」の最初の船です。名前は、ギリシャ語で「発見」を意味します。2022年10月15日に、バルセロナからニースへの7泊の航海で最初のお客様を迎えました。
全長は約190mで、乗客は298名。大きな客船ではなく、ホテルに近い感覚で過ごせるヨットとして造られています。この記事では、公開されている情報と写真で紹介します。
基本データ
| 運航会社 | リッツ・カールトン・ヨット・コレクション(マリオット・ボンヴォイの一部) |
|---|---|
| 総トン数 | 約26,000総トン(概数) |
| 全長 | 約190m(624フィート) |
| 乗客定員 | 298名 |
| 乗組員 | 約250名 |
| 客室数 | 149スイート(全室テラス付き) |
| 初航海 | 2022年10月15日(バルセロナ〜ニース) |
客室とスイート
客室は149すべてがスイートで、テラスと床から天井までの窓があります。キングサイズのベッド、洗面台が2つあるバスルームなど、ホテルと同じ設備が紹介されています。
この船の特徴は、2階建ての「ロフト・スイート」です。ほかに、テラス・スイート、シグネチャー・スイート、グランド・スイート、ビュー・スイート、オーナーズ・スイートがあります。一部のスイートは、仕切りを開けて2つをつなげられます。
料金の例
就航当時(2022年)の報道にあった金額の例です(米ドルまたは英ポンド)。現在の料金ではありません。
| 就航時の報道(2022年):7泊の航海 | 5,000ポンド以上 |
|---|---|
| 就航時の報道(2022年):1週間の航海 | 約6,400ドル |
※上は就航当時の報道にあった金額で、現在の料金ではありません。この船は、現在の出発日ごとの料金を、比較サイトでは確認できませんでした。最新の料金は、公式サイトや旅行会社で確認してください。
船内の様子
船内には、ヨット専用の設備があります。停泊中に海に出られるマリーナ(ウォータースポーツ)、インフィニティ・プール、ESPAのスパ、サウナ、スチームルーム、フィットネスなどです。4〜12歳の子ども向けの「リッツ・キッズ」のプログラムもあります。
小さな船なので、大型船が入れない港にも寄りやすいのが利点です。ミコノス島、サントロペ、サン・バルテルミー島などの名前が、寄港地の例として紹介されています。
数字で見る
総トン数を乗客定員で割った「1人あたりの船の大きさ」は、約87総トンです(日本船の飛鳥IIは約58総トン)。数字が大きいほど、船内にゆとりがある計算になります。 乗客を乗組員の数で割ると、乗組員1名あたり約1.2名で、飛鳥IIは約1.8名です。この数字が小さいほど、サービスの手が厚いとされます。 ここでの計算は、記事に載せた数値から割り算したもので、実際の混雑やサービスの質を示すものではありません。
こんな人に向いている
ホテルのような雰囲気で、少人数の静かな船旅を望む人に向いています。報道では、利用者の多くは50代で、約半数が初めてのクルーズだったとされています。
写真クレジット
・Evrima Yacht 1: New York-air, CC BY-SA 4.0(Wikimedia Commons)
・Navire Croisière EVRIMA au port: Farid mernissi, CC BY 4.0(Wikimedia Commons)
船舶データ:Cruise Ship Tracking、Ritz-Carlton Yacht Collection公式、Cruise Critic、Travel Market Report、Seatrade Cruise。就航時の料金:TTG、CNN Style。