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シルバー・ノヴァとは|全室スイートの新鋭船を、写真とデータで紹介

はるか

シルバー・ノヴァは、モナコに本拠を置くシルバーシー・クルーズが運航する客船です。2023年に就航した新しい船で、客室は全室がスイートという造りになっています。

この記事では、公式ページや報道で確認できる数字と、実際の写真をもとに、シルバー・ノヴァの特徴をまとめます。後半では、日本船の飛鳥IIと比べたときの数字も見てみます。

シルバー・ノヴァの外観
シルバー・ノヴァ Photo: Narwhalian1, CC BY-SA 4.0, via Wikimedia Commons

基本データ

運航会社シルバーシー・クルーズ(モナコ)
総トン数54,700総トン
全長 / 全幅約243m / 約30m
最大速力19.4ノット
乗客定員728名
乗組員544名(資料により556名などの表記もあり)
客室数364室(全室スイート)
建造2023年 / マイヤー・ヴェルフト(ドイツ)
燃料LNG(液化天然ガス)
飲食施設9つのダイニング(公式表記)

※全長は資料により236〜244mとばらつきがあります。ここでは海事専門メディアの数値を使いました。

客室とスイート

客室は、すべてスイートです。いちばん小さなクラスでも約49㎡(527平方フィート)あり、上位のスイートはベランダを含めて約90〜120㎡(968〜1,292平方フィート)と紹介されています。スイートの種類は、ジュニア・グランドからシルバー、シグネチャー、マスター、グランド、オーナーズ、オーティアムまで幅があります。

特徴的なのは船の形です。左右対称ではない非対称のデザインで、スイートの多くは海から空まで見渡せる270度の眺めをうたっています。全室にバトラーサービスが付くと案内されています。

料金の例

2026年11月に、第三者の価格掲載サイトで確認できた、お1人あたりの「から」の料金の例です(米ドル表記)。出発日・航路・客室クラスで大きく変わり、税金や港湾費用などの扱いは、掲載元に明記がないものは確認できていません。

2026年11月30日発 9泊 地中海(ローマ発)9,300ドル
2026年12月9日発 12泊 大西洋横断(リスボン発)3,950ドル
2026年12月21日発 8泊 カリブ海(ブリッジタウン発)4,600ドル
2027年3月23日発 14泊 大西洋横断(マイアミ発)8,200ドル
2027年4月6日発 10泊 地中海(リスボン発)8,400ドル

※最新の料金は、運航会社の公式サイトや旅行会社でご確認ください。

船内の様子

船内の飲食は、9つのダイニングが用意されています。ほかにも、バーやラウンジ、スパ(オーティアム)、フィットネス、カジノ、ブティック、ライブラリーなどがあります。プールのある甲板は約130㎡と紹介されています。

オークランドに停泊するシルバー・ノヴァ
オークランドに停泊するシルバー・ノヴァ Photo: Paora, CC0, via Wikimedia Commons

燃料はLNGが中心で、陸上からの電力を受けられる設備も備えています。環境負荷を下げる新しい世代の船として設計されています。

数字で見る

総トン数を乗客定員で割った「1人あたりの船の大きさ」は、約75総トンです(日本船の飛鳥IIは約58総トン)。数字が大きいほど、船内にゆとりがある計算になります。 乗客を乗組員の数で割ると、乗組員1名あたり約1.3名で、飛鳥IIは約1.8名です。この数字が小さいほど、サービスの手が厚いとされます。 ここでの計算は、記事に載せた数値から割り算したもので、実際の混雑やサービスの質を示すものではありません。

こんな人に向いている

全室スイートで、広い客室と手厚いサービスを重視する人に向いています。乗客1人あたりの船の大きさにも余裕があり、混み合う場所を避けたい人にも合います。料金は高めなので、航路と日程をよく見比べて選ぶのがおすすめです。

写真クレジット

・Silver nova: Narwhalian1, CC BY-SA 4.0(Wikimedia Commons)

・Silver Nova docked in Auckland PA02: Paora, CC0(Wikimedia Commons)

船舶データ:Silversea公式ページ、Baird Maritime(船舶レビュー)、Luxury Ship Index。スイートの広さ:Cruising Journal。

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